ポリ袋の厚さは、衣料品包装の調達で最も見落とされやすいパラメータですが、コスト、保護性能、顧客の開封体験に直接影響します。薄すぎると衣類が湿気や傷のリスクにさらされ、厚すぎるとコストと環境負荷がともに増大します。本ガイドでは、厚さの単位換算と選定の考え方を解説し、包装予算を無駄なく使えるようにします。

1. si・ミクロン・ミリ:厚さ単位の換算

中国のフィルム業界では厚さを「si(スー)」で表すのが一般的で、1 siは0.01mm、すなわち10ミクロンに相当します。欧米のお客様はミクロン(micron)やミル(mil、1 milは約25.4ミクロン)をよく使います。発注前に必ず単位を確認し、「厚さが10倍違う」という誤解を避けてください。

厚さmmミクロン主な用途
0.5 si0.005mm5μmタグ袋、ボタン袋などの小物部品袋
1 si0.01mm10μm標準的な内袋、Tシャツ1枚用袋
1.5 si0.015mm15μm一般的な衣料品用平袋
2 si0.02mm20μmコート、ジーンズなど比較的重い衣料品
3 si0.03mm30μm高級衣料品、複数点セット
4 si以上0.04mm+40μm+重量物、金具副資材、産業用途

2. 厚さ別のポリ袋の用途

一般的な原則は、内袋は薄くてもよく、外側の包装袋は厚くするというものです。ハンガーに掛けて陳列する衣料品や、長距離の海上輸送がある注文には2 si以上を推奨します。EC発送袋は保護性能とコストのバランスを取ります。

  • OPP袋は同じ厚さならPEより腰が強く、陳列型包装により適しています
  • 繰り返し開閉する包装(店頭販売など)にはチャック付き袋または厚手の袋が適しています
  • 金属ファスナーやボタンがある衣料品は、袋を突き破らないよう先に薄紙で包むことをおすすめします

3. 厚さと透明性・腰の強さ・耐荷重の関係

同じ素材であれば、袋が厚いほど透明性は下がり、腰は強くなり、耐荷重は上がります。ただし素材が異なると厚さを直接比較することはできません。たとえばOPPの1.5 siはPEの2 siより腰が強く、透明性と印刷再現性も優れています。選定では素材と厚さを併せて検討します。

4. ポリ袋の厚さを測る・検収する方法

最も信頼できる方法はフィルム厚さ計による測定です。袋の口と本体の複数点を測り、平均値を取ります。工場も出荷前にロットごとの抜き取り検査を行います。手で触って厚さを感じる方法は、素材によって手触りが大きく異なるため正確ではありません。厚さが基準に達していない場合は、工場に補充発送を求めるか、契約に従って処理します。

5. 衣料品カテゴリー別の選定とサンプル作成のポイント

正式発注の前に、サプライヤーから異なる厚さのサンプルを取り寄せ、実際の衣料品で試験することをおすすめします。袋詰め、封かん、積み重ね、輸送時の振動を経て、破れや白化がないか確認します。東莞泰閣包装は各種素材・厚さのポリ袋とエコ紙袋をご用意し、衣料品カテゴリーに最適な経済的プランをご提案します。

💡 ヒント:越境ECのセラーは「薄くて破れやすい」という理由で低評価を受けることがよくあります。欧米向けのEC注文では、単品でも1.5 si以上、ファスナーや金属金具がある衣料品は2 si以上を推奨します。

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